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ジョイランドレポート

T前山の山麓に広がるレジャーランド「ジョイランドT前」
全盛期には80種1000頭の動物を飼育した「北海道野生動物公園」を備え、
ゴールデンウィークにはヒーローショーや歌手のコンサートも行っていました。
営業中は道央の観光スポットの一つだったはず。
しかし廃業後、その噂を耳にすることは無く、
現在、敷地には取り壊された建物の一部だけがぽつんと残されています。
廃業は昭和62年。まだ20年も経っていない状態で、この記憶の風化の進度は何だろう?
疑問を抱えて当時の新聞記事を追っていくうち、
関わっていた者たちの、「忘れたい」という総意が働いているかのように思えてきました。

ここでは、「ジョイランドT前」のメインの施設「北海道野生動物公園」に焦点を絞り、
当時の新聞記事を抜粋、まとめて掲載しました。

1.北海道野生動物公園OPEN
2.神谷寺トラ騒動余波
3.ずさん管理、トラ12頭凍死
4.リニューアルオープン 5.カニクイザル凍死事件 6.もうひとつのジョイランド 美瑛町Sタイガーパーク
7.Sタイガーパーク、アムールトラ管理ずさん
8.Sタイガーパーク、毛皮、はく製の販売計画
9.Sタイガーパーク道警捜査とその後 

※本文で引用している新聞記事は、特に記載がない限り北海道新聞が出典です。



「広大な園内には、白熊牧場やライオン・ミニ・サファリはじめ、チビッ子たちの楽しい乗り物やゲームセンター、
そして、ホテルや貸し別荘など、さまざまなレジャー施設がいっぱい。
恵まれた大自然の中で新しい対応の人間回復の広場をめざす、一大レジャーランドです。」(パンフレットから)