大岸鉱山 豊浦精錬所
大正10年に金鉱が発見された鉱山。
最初は掘り出した鉱石を本州まで運んで製錬していましたが、
昭和17年には日本産業振興株式会社 豊浦精錬所が創業され、
あたりには4戸80棟もの住宅や大きな浴場も作られて、大岸の町は活気に溢れたと言います。
しかし戦争が激化する昭和18年には閉鎖され、わずか1年余の栄華でした。
現在はが広がる山の斜面に、精錬所のコンクリートが残っています。
(参考;「大岸鉱山物語 豊浦町教育研究会」)
2011年2月、5月探訪
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