ボブスレーゴールハウス跡
1972年、札幌冬季オリンピックの遺産。
緑に抱かれるように、ひっそりと残っています。
五輪のマークが燦然と輝く建物が、人知れず朽ちかけているのを見ると不思議な気持ちになります。
ゴールハウス内には、今も色とりどりの機体が所狭しと収められています。
細長い機体の中を覗いて見たハンドル部分には、滑り止めと思われる白い紐が巻いてありました。
ここでは、静かに遠い日の歓声や、選手の歓喜の声に思いを馳せるのがいいのかもしれません。
2003年9月探訪
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